火災保険の対象 | 04月17日更新
火災保険は火事になっても補償してくれない!?
「対岸の火事」として捉えている方も多いかもしれませんが、いつどこで災害に遭ってしまうのかは神様でも分かりません。
特に日本は天災が多い所として世界中に知れ渡っており、世界中で注意喚起がされている程です。
「自分は絶対に大丈夫」と思っていても、自然災害が多い日本に住んでいる以上は「大丈夫」とは言い切れません。
そこで万が一の為にも火災保険と地震保険には加入しておきたいものです。
火災保険とは読んで字の如く、火事で家が燃えてしまった時に補償してくれる保険のことです。
ただし火災だけでなく落雷・台風・洪水などの災害にも適用となります。
一方地震保険とは、地震によって被害を被った分を保証してくれる保険を指します。
一見すると同じように思えるかもしれませんが、大きな違いとしては「地震」が原因になっているかどうかです。
地震が原因で火事になった場合、地震保険に加入していれば補償してくれますが、火災保険だけでは対象外になります。
また地震発生からしばらくして延焼に巻き込まれたとしても、「地震が原因になっている」とみなされてしまい、補償されることはありません。
もし火災保険の加入を検討しているのであれば、地震保険とセットで加入する様にして下さい。
これはどこの保険会社でも、強く勧めています。
既に火災保険だけに加入していたとしても、後から地震保険に加入することは可能です。
もしも災害に遭い保険が降りないとなれば、泣き面に蜂どころの騒ぎではありません。
もちろんご家庭の家計状況と照らし合わせることが大前提となりますが、ご自分に合った保険を選ぶようにしましょう。