住所変更時には必ず手続きを | これって火災保険対象？

転勤等の理由で引っ越しをして、新しく住居を構える人も多いかと思います。
引越しには当然様々な手続きが必要となりますが、火災保険の手続きに関しては特に注意が必要です。
では引っ越しの際において、どのようにして手続きを取ればいいのでしょうか。

そもそも火災保険に限らず、どの種類の保険も引っ越しが理由で住所が変わったのならば、手続きの変更を行わなければいけません。
住所が変わったのならば、保険の契約内容も変わります。
これはどの保険会社でも注意を促してはいるものの、特に火災保険の手続きに関しては絶対に忘れないようにしましょう。

ただ住所変更手続きをとっていなかったからとはいえ、何かしらの罰則がある訳ではありません。
保険規約に「住所変更後○日以内に届けが無ければ強制退会となる」という内容の記述が無ければ、特に慌てることは無いでしょう。
しかし引っ越し先で万が一災害に遭ってしまった場合、住所変更が出来ていなければ補償されないかもしれません。
例え火災保険対象となる被害を被ったとしても、1円たりとも補償されないことが考えられます。
つまり保険金を毎月きっちり支払っていても、無駄になってしまうという訳です。
これを何としてでも避けるためにも、引っ越し前までに住所変更の手続きを必ず済ませるようにしましょう。

尚手続きについては何処から何処へ引っ越したかによって、若干方法が変わります。
詳細については保険会社まで、問い合わせるようにして下さい。
ちなみに住所だけでなく保険料振込口座や支払い方法を変更した際にも、手続きが必要となるので要注意です。