風で屋根が吹き飛ばされても補償してくれる? | これって火災保険対象?

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火災保険の対象 | 04月17日更新

風で屋根が吹き飛ばされても補償してくれる?

風による被害・風災は台風だけでなく、強風や突風等も含まれます。
たかが風と侮っているかもしれませんが、その風により毎年多くの被害が出ているのは事実です。
火災保険は風災による被害も補償してくれるので、いざという時に頼りになります。

では保険会社が定めている風災とは、具体的にどういう状況のことを指すのでしょうか。
一般的には「風」が直接の原因で、家屋に破損が出れば風災として取り扱いになります。
例えば、強風や竜巻に巻き込まれてしまい屋根が吹き飛ばされたり、瓦が壊れてしまい雨漏りが起きたりすれば、補償してくれるでしょう。
ただしどの程度破損すれば補償してくれるかについては、曖昧な部分があります。
風で屋根が吹き飛ばされたというのであれば写真に撮り保険会社まで申請する必要があるものの、技術が無い人が実行すると大変危険です。
必ず技術を持っている業者に、頼むようにしましょう。

しかし場合によっては、補償してくれない場合があるので要注意です。
やはり基本となるのが、「風」が関係しているかどうかです。
風が吹いたことにより石が飛び壁に穴が開いたとします。
この場合、壁に穴が開いたのは石によるものとされるので補償されることはありません。
石が飛んできたのは風が吹いたことが原因だと証明されない限りは、難しいでしょう。
また強風が吹き荒れているにも関わらず、窓や扉を開けて風を家に取り込んだが為に、家財類が損傷した場合も対象外となります。
ただ本当に対象になるかどうかはケース・バイ・ケースとなっているので、あくまでも参考程度として留めて頂ければ幸いです。